発達障害者の結婚は難しい?
「男性で発達障害持ってて、結婚していらっしゃるって珍しいですね」
と言われたことがあります。
これは、同じく発達障害を持つ人間が集まる場で、その一人から掛けられた言葉です。
私自身も発達障害の診断が出た時は、もう結婚なんて出来ないと思い、
悲しくて仕方ありませんでした。
発達障害、精神障害という言葉を、障害に気づいていない時に聞いたら
「よく分からないけど、苦労しそうだから結婚相手には辞めておこう」
と私なら考えたでしょう。
調べてみると、発達障害は先天性のものであり、遺伝する確率も高いと
言います。
私は忘れ物をよくしますし、紛失してしまうことだってよくあります。
周りが見えず、よく机や壁にぶつかります。
マルチタスクやスケジュール管理が苦手です。
お金の管理も苦手で衝動的に散財してしまいます。
そんな私でも、支えてくれる人間、一緒にいて私の苦手な部分を
笑って受け入れてくれる人間がいました。
私には良い出会いがあり、偶然結婚が出来ました。
発達障害の診断を受けたとしても、何かを諦めて打ちひしがれる
よりも、前向きに行動することで幸せになれる確率は上がると
思います。